*子どもの治療方針*

「患者中心の意思決定支援――納得して決めるためのケア」

中山和弘・岩本貴編

中央法規(2012/01/10)

2,600円+税

 

内容紹介

治療等の選択肢や様々な医療情報を前に困惑する患者・家族。彼らがよりよい意思決定をするには支援が不可欠である。そこで本書はシェアードディシジョンメイキングの考え方から具体的な支援の在り方、社会資源の活用法等を取り上げる、医療関係者必携の一冊。

 

 

※感想

第4章に「小児医療における代理意思決定とその支援」について書かれています。このなかで、アメリカで起きた親の意向により、重度の脳障害を持つ娘Ashleyの子宮摘出、胸部芽状突起の切除を行った事件が引用されています。しかしながら、事件の紹介程度にとどまっており、その倫理的検討までには至っていません。意思決定支援において、国の文化も影響されるでしょうが、まずは日本の小児医療の文脈のなかでしっかりと検討をしていただきたかったです。

「新生児医療現場の生命倫理 『話し合いのガイドライン』をめぐって」

田村正徳・玉井真理子編

メディカ出版(2005/07)

2,520円

 

内容紹介

重篤な疾患を抱えた赤ちゃんの治療を誰が決めるのか-。新生児医療の現場で問われ続けてきたこの命題に一つの道しるべを示した「話し合いのガイドライン」。ガイドラインの誕生、子どもの最善の利益、治療拒否等について言及。